2014年10月30日木曜日

KNOPPIX7.4.2 DVD 非公式日本語版 ver 2 公開のお知らせ

 【お知らせ】
誠に申し訳ありませんが、本業がいそがしくなってしまったため、今後の当サイトにおける日本語版リリースは、無期限で停止させていただくことにしました。7.4.2DVD日本語版はしばらくこのまま公開しておきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。


本家 の KNOPPIX7.4.2 英語版 DVD をべースとし、最低限の日本語化をしました。自分用に作ったものですが、公開させていただきます。

独立行政法人産業技術総合研究所 や ライブCDの部屋 などから、ちゃんとした日本語版が出るまでの、つなぎとお考えください。

パーテーション分割をした USBメモリへのインストール方法も公開しています。

★ KNOPPIX7.4.2 DVD 非公式 日本語版 ver2.1 ★(2014/11/1 公開)

日本語版コードネーム: 「まだかい? Knopper

ダウンロード (MEGA)→ KNOPPIX7.4.2-DVD-JP_unofficial_v2.1.iso
 ※ MEGA は一度キャッシュとしてダウンロードした後に、保存先を聞かれますのでご注意ください。

ミラー(Google Drive)→ KNOPPIX7.4.2-DVD-JP_unofficial_v2.1.iso

3.94 GB (4,234,969,088 バイト)
CRC32: 35B8F92A
MD5: 6E93578C629CFBF1692F69C873A81A04
SHA-1: 2A7E07F4C051161BE6CCFCEACB7795523A8DDF71

オンラインストレージサービスを利用しているためダウンロード速度が遅いかもしれません。


※ 上の画像はデスクトップ環境 Gnome Shell です


【 概 要 】

KNOPPIX7.4.2 DVD 日本語版 の非公式リリース ver2 です。
前回の 7.4.2 DVD 日本語版(無印) からの主な変更点は、ブラウザまわりのセキュリティアップデートと GNOME の日本語入力対応です。
使用にあたっては、十分にテストをされた上でご利用ください。

ローカライズされている何割かのソフトウエアやデスクトップメニューが日本語表示になります。その他、ベースとなる KNOPPIX7.4.2 英語版 DVD からの変更箇所は、以下のとおりです。(7.4.2日本語版(無印)からの変更箇所は 赤文字 の部分です)

■ 追加したもの

・日本語キーボードレイアウト設定の追加(LXDE、KDE、GNOME

・日本語入力システムに Mozc を採用
 (GNOME → dconf ベースの ibus-mozc 、KDE・LXDE → fcitx-mozc
  ※ knoppix-startx スクリプトにより自動的に起動する IM を切り替えます。

・日本語フォント IPAフォント・モトヤフォント 他 追加

・scrub 2.4.1 追加

・TrueCrypt7.1a (GUI) 追加
・VeraCrypt1.0e (GUI) 追加

※ TrueCrype、VeraCrypt は LXDE の場合 KNOPPIX メニュー → アクセサリ の中に入っています。
※ いずれも英語版になりますのでご了承ください。

・KDE 用 日本語地域化ファイル 追加
KDE デスクトップメニューや KDE由来のソフトウエアの一部 (Konqueror 等) が日本語化されます。

・Flash Player 11.2.202.411 追加(Iceweasel 他用) ※ 追加及びアップデート
・Pepper ベースの Flash Player 15.0.0.189 追加(Chromium 用) ※ 追加及びアップデート


■その他の変更、及び、日本語化パックを適用したもの

・LibreOffice 4.3.3.2(オフィスソフト) ※アップデート及び日本語化
・Iceweasel 33.0-2(Firefox インターネットブラウザ) ※アップデート及び日本語化
・Icedove (Thunderbird メールクライアント) ※日本語化
・Choromium 38.0.2125.101-3 ※アップデート

■ 削除されたもの

・いくつかのゲームソフトを削除
日本語化にともない、DVD領域確保のため、いくつかのゲームを削除しました。
重複する内容のゲームや、古いシステムを使ったものなどを中心に削除しました。

・ロケールファイルを削除
アメリカ英語・イギリス英語・日本語 を残し、それ以外の言語のロケールを削除しました。該当する言語の man ページや HTML ドキュメント等も合わせて削除されています。

日本語化した際の詳しい手順を知りたい方は こちらの作業メモ をご覧ください。


【判明してる問題】

・ごくわずかではありますが、 LXDE 上で、GNOME / KDE 由来のソフトウエアの一部に、起動しないものがある場合があります。 

・デスクトップ環境をGNOMEに切り替えると、ビデオカード等の環境によっては、問題が発生する場合があります。

・ファイルマネージャで Windows の NTFS パーテーションをマウントできない時があります。その場合は LXTerminal 等から管理者権限でマウントしてください。

上記3点は、本家英語版でも同じ症状のため、本家版の修正をお待ちください。

・まれにインターネットブラウザ 「Iceweasel」 のメニューバーのアイコンが 消えることがあります。アドオンの干渉なのか、開発版特有の問題なのか、現在の所、原因はよくわかっていません。

 これらの症状は、うちの環境で確認した結果です。ほかの環境での再現性は確認してませんので、ご容赦ください。


【転載・再配布について】

転載・再配布につきましては、各パッケージのライセンスを考慮の上、ご判断いただきますようお願い申し上げます。 なお、当サイトへの連絡は必要ありません。

ISOイメージに変更を加えないで配布する場合、一時配布元として当記事のURLを紹介して頂けると幸いです。(ハッシュ値の確認のため)  ただし、必須条件ではありません。
また、改変を加えた配布につきましては、この限りではありません。

【免責事項】

当サイトで公開している ISOイメージ を利用した事により発生した、いかなる損害につきましても責任を負いかねますのでご了承ください。


-----  過去の遺物 -----

★ KNOPPIX7.4.2 DVD 非公式 日本語版 ver2.0 ★(2014/10/30 公開)

3.94 GB (4,232,288,256 バイト)
CRC32: 926F2772
MD5: 461C795199E3CAD52159FE08899DD16D
SHA-1: 35AE971FE5FF07CEDCD074C4ED47517C4763338C

2014/11/1 公開停止
KDE を日本語化するの忘れてました
ほんとすいません<(_ _)>

2014年10月1日水曜日

KNOPPIX7.4.2 DVD 日本語版 (非公式版) 公開のお知らせ

NEW! → KNOPPIX7.4.2 DVD 日本語版 ver2 公開中です

 【お知らせ】
誠に申し訳ありませんが、本業がいそがしくなってしまったため、今後の当サイトにおける日本語版リリースは、無期限で停止させていただくことにしました。7.4.2DVD日本語版はしばらくこのまま公開しておきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。


※ 下の記事は古いものになりますのでご注意ください

本家 の KNOPPIX7.4.2 英語版 DVD をべースとし、最低限の日本語化をしました。
自分用に作ったものですが、公開させていただきます。

独立行政法人産業技術総合研究所 や ライブCDの部屋 などから、ちゃんとした日本語版が出るまでの、つなぎとお考えください。

パーテーション分割をした USBメモリへのインストール方法も公開しています。

★ KNOPPIX7.4.2 DVD 非公式 日本語版 v0.2 ★  (2014/10/4 公開)

ダウンロード (GoogleDrive)→ KNOPPIX7.4.2-DVD-JP_02_unofficial.iso

ミラー (ONE Drive) →  knoppix742_02aaknoppix742_02ab をダウンロードしてしてください。

※ ONE Drive は2分割してアップロードしてありますので、以下のコマンドで結合してください。
※ コマンドは管理者権限で実行してください
Windows の場合 copy /b knoppix742_02a? knoppix.iso  → ( knoppix.iso というファイルが作られます)
Linux の場合 cat knoppix742_02a? > knoppix.iso → (以下同文)

3.96 GB (4,256,425,984 バイト)
CRC32: 89C3CCC1
MD5: A75329AD318A35C94D0FC8748D323D0B
SHA-1: 7E09E362E4A9227C98A3D70BB63668E8E92652E8

GoogleDrive、ONE Drive 利用のためダウンロード速度が遅いかもしれません。






【 概 要 】

KNOPPIX7.4.2 DVD 日本語版 の非公式リリースです。
使用にあたっては、十分にテストをされた上でご利用ください。

ローカライズされている何割かのソフトウエアやデスクトップメニューが日本語表示になります。
その他、ベースとなる KNOPPIX7.4.2 英語版 DVD からの変更箇所は、以下のとおりです。


■ 追加したもの

・日本語キーボードレイアウト設定の追加(LXDE、KDE)

・日本語入力システムに Ibus-Mozc を採用

・日本語フォント IPAフォント・モトヤフォント 他 追加

・KDE 用 日本語地域化ファイル 追加
KDE デスクトップメニューや KDE由来のソフトウエアの一部 (Konqueror 等) が日本語化されます。

・LibreOffice 日本語化パック適用

・Iceweasel  (Firefox インターネットブラウザ) 日本語化パック適用

・Icedove (Thunderbird メールクライアント)日本語化パック適用

※ iceowl (カレンダー・予定表)について
本家 KNOPPIX になるべく変更を加えないという観点に基づき、今回から追加を見送る事にしました。

・Flash Player 11.2.202.406 追加(Iceweasel 他用)
・Pepper ベースの Flash Player 15.0.0.152 追加(Chromium 用)

・scrub 2.4.1 追加

・TrueCrypt7.1a (GUI) 追加
・VeraCrypt1.0e (GUI) 追加

※ TrueCrype、VeraCrypt は KNOPPIX メニュー → アクセサリ の中に入っています。
※ いずれも英語版になりますのでご了承ください。


■ 削除されたもの

・いくつかのゲームソフトを削除
日本語化にともない、DVD領域確保のため、いくつかのゲームを削除しました。
重複する内容のゲームや、古いシステムを使ったものなどを中心に削除しました。

・ロケールファイルを削除
アメリカ英語・イギリス英語・日本語 を残し、それ以外の言語のロケールを削除しました。
該当する言語の man ページや HTML ドキュメント等も合わせて削除されています。

上記 ISO イメージの作成手順を知りたい方は こちらのテキストファイル にまとめてありますのでご覧ください。

【判明してる問題】

・ごくわずかではありますが、 LXDE 上で、GNOME / KDE 由来のソフトウエアの一部に、起動しないものがある場合があります。 

・デスクトップ環境をGNOMEに切り替えようとするとクラッシュする場合があります。 未対応のビデオカード/チップにまつわる問題のようです。

上記2点は、本家英語版でも同じ症状のため、本家版の修正をお待ちください。

 これらの症状は、うちの環境で確認した結果です。ほかの環境での再現性は確認してませんので、ご容赦ください。


【転載・再配布について】

転載・再配布につきましては、各パッケージのライセンスを考慮の上、ご判断いただきますようお願い申し上げます。 なお、当サイトへの連絡は必要ありません。

ISOイメージに変更を加えないで配布する場合、一時配布元として当記事のURLを紹介して頂けると幸いです。(ハッシュ値の確認のため)  ただし、必須条件ではありません。
また、改変を加えた配布につきましては、この限りではありません。

【免責事項】

当サイトで公開している ISOイメージ を利用した事により発生した、いかなる損害につきましても責任を負いかねますのでご了承ください。


【過去の遺物】

★ KNOPPIX7.4.2 DVD 非公式 日本語版 ★  (2014/10/1 公開)

3.89 GB (4,181,766,144 バイト)
CRC32: 39D04CA9
MD5: 2ABB71E44B385A141767153C7BCB61C3
SHA-1: 2FDD889F4A7CD62A65B8E7833570504C8F880052

Pepper ベースの Flashplugin が インターネットブラウザ Chromium で利用できないというバグがありましたので公開停止しました。 現在公開中の KNOPPIX7.4.2 DVD 非公式日本語版 v0.2 ではこの問題を修正済みです。

2014年9月11日木曜日

2つのパーテーションのUSBメモリにKNOPPIX7.4.x をインストールす 3/3

3.USBメモリ上に設定保存用ファイルを作成 

3/1  GParted でUSBメモリに2つのパーテーションを作る
3/2  USBメモリへKNOPPIXのファイルをコピー
3/3  USBメモリ上に設定保存用ファイルを作成 ◀


前回の USBメモリへKNOPPIXのファイルのコピー が終わりましたら、USBメモリで KNOPPIX をブートしてください。(BIOS 設定で Legacy support や USB boot が有効になってる必要があります)

なお、KNOPPIX7.4.1 以降の場合、ブートオプションを以下のように指定してください。
(KNOPPIX7.4.0 の場合は指定しなくて良いです)

knoppix mkimage

KNOPPIX7.4.1 以降の場合、上記のブートオプションを指定しないとライブモードでの起動となります。

KNOPPIX7.4.0 USBメモリ での初めてのブートの時、又は、KNOPPIX7.4.1 以降で knoppix mkimage オプションを指定してブートした時に、途中で下のような画面になります。

壁紙やネットワークの接続設定等を保存できるように、保存用ファイルをUSBメモリ上に作るかどうかの設定画面です。


上の例では、設定保存用ファイルのサイズを 200MB~1040MB で指定できると書いてあります。
1040 と入力して OK を押してください。 なお、この最大サイズはパーテーションの大きさに依存します。(最大4GB)
(空のまま OK を押すか Cancel を押すと、Live モードで起動します)



設定用ファイルを暗号化するかどうかの質問です。
ここでは暗号化 Encrypt を選んで押します。

その後、設定用ファイルの作成が開始されます。
※この作業には数分かかります。



設定保存用ファイルのパスワードを作ります。
8文字以上で指定して OK を押してください。(もう一回確認入力があります)

ここで作ったパスワードは、次回のブートの時に入力を求められますので、覚えておいてください。

これで全ての作業が終了しました。

2つのパーテーションのUSBメモリにKNOPPIX7.4.x をインストールす 2/3

2.USBメモリへKNOPPIXのファイルをコピー

1/3  GParted でUSBメモリに2つのパーテーションを作る
2/3  USBメモリへKNOPPIXのファイルをコピー ◀
3/3  USBメモリ上に設定保存用ファイルを作成


前回の説明の GParted でパーテーションの準備 ができましたら、
インストール作業に入ります。

KNOPPIX7.4.x 日本語版 を DVD-ROM/RW に焼いたものが必要になります。すでに Linux 環境のある方は、同DVDイメージだけ用意していただければ結構です。

KNOPPIX7.4.x 日本語版 DVD でパソコンを起動し、USBメモリを挿してください。
(Linux 環境のある方は、USBメモリだけ挿してください)

これ以降はターミナルでの作業になります。
/dev/sdc2 や /dev/sr0 の部分はご自身の環境に置き換えてください。

# LXTerminal 等のターミナルを立ち上げてルートシェルを開始します。

knoppix@Microknoppix:~$ sudo -s 

# GParted で作った USBメモリのKNOPPIXパーテーションをマウント
root@Microknoppix:/home/knoppix# mount -t vfat -o rw /dev/sdc2 /media/sdc2 

# KNOPPIX DVD をマウント
root@Microknoppix:/home/knoppix# mount /dev/sr0 /media/sr0 
mount: block device /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only 


# DVDドライブ ではなく DVDイメージをマウントする場合は、
# 次のようにしてください
 mkdir /media/iso
 mount -t iso9660 -o loop ダウンロードしたファイル名.iso /media/iso 

# この場合、以下の /media/sr0 を /media/iso に置き換えてお読みください

# KNOPPIX DVD に移動して内容を確認
root@Microknoppix:/home/knoppix# cd /media/sr0 
root@Microknoppix:/media/sr0# ls  
DVD-VL-KNOPPIX-20140801  autorun.bat  autorun.pif  cdrom.ico  index.html 
KNOPPIX                  autorun.inf  boot         efi 


# bootefiKNOPPIX の3つのディレクトリを、丸ごと USBメモリ /media/sdc2 上にコピーをします
# ファイルマネージャや cp コマンドでコピーすると色々と文句を言われるので tar コマンドを使います

※ tar コマンドの書式
tar␣cf␣-␣./boot␣|␣(cd␣/media/sdc2;␣tar␣vxf␣-)


root@Microknoppix:/media/sr0# tar cf - ./boot | (cd /media/sdc2; tar vxf -) 
./boot/
./boot/isolinux/
./boot/isolinux/balder.img
./boot/isolinux/boot.cat
./boot/isolinux/boot.msg
./boot/isolinux/f2
./boot/isolinux/f3
./boot/isolinux/german.kbd
./boot/isolinux/grub.exe
./boot/isolinux/ifcpu64.c32
./boot/isolinux/isolinux.bin
./boot/isolinux/isolinux.cfg
./boot/isolinux/linux
./boot/isolinux/linux64
./boot/isolinux/logo.16
./boot/isolinux/memdisk
./boot/isolinux/memtest
./boot/isolinux/minirt.gz
./boot/isolinux/syslnx32.cfg
./boot/isolinux/syslnx64.cfg

# efi ディレクトリのコピー(この項目は飛ばしても良い)
# UEFI ブートは実験的なものなので efi ディレクトリはコピーしなくても良いです。
root@Microknoppix:/media/sr0# tar cf - ./efi | (cd /media/sdc2; tar vxf -) 
./efi/
./efi/boot/
./efi/boot/bootia32.efi
./efi/boot/bootx64.efi
./efi/boot/ldlinux.e32
./efi/boot/ldlinux.e64

# KNOPPIX ディレクトリのコピー うちの環境では10分15秒位かかりました
root@Microknoppix:/media/sr0# tar cf - ./KNOPPIX | (cd /media/sdc2; tar vxf -) 
./KNOPPIX/
./KNOPPIX/background.jpg
./KNOPPIX/background-source.flame
./KNOPPIX/bootonly-en.iso
./KNOPPIX/index_de.html
./KNOPPIX/index_en.html
./KNOPPIX/index_es.html
./KNOPPIX/index_fr.html
./KNOPPIX/index_it.html
./KNOPPIX/KNOPPIX

# DVD 上から抜けてルートディレクトリに移動
root@Microknoppix:/media/sr0# cd / 

# USBメモリの sdc2 パーテーション上の /boot/isolinux を syslinux に名前を変更する
root@Microknoppix:/#  mv /media/sdc2/boot/isolinux /media/sdc2/boot/syslinux 

# 同じく /boot/syslinux/isolinux.cfg を syslinux.cfg に名前を変更する
root@Microknoppix:/#  mv /media/sdc2/boot/syslinux/isolinux.cfg /media/sdc2/boot/syslinux/syslinux.cfg 

# DVD と USBメモリをアンマウントする
root@Microknoppix:/# umount /media/sr0 
root@Microknoppix:/# umount /media/sdc2 


# syslinux のインストール
root@Microknoppix:/# syslinux /dev/sdc2 

# USBメモリにマスターブートレコードを書き込む
root@Microknoppix:/# ms-sys -s /dev/sdc
Public domain syslinux master boot record successfully written to /dev/sdc


これで完成です。


3/3  USBメモリ上に設定保存用ファイルを作成 に進みます。

2つのパーテーションのUSBメモリにKNOPPIX7.4.x をインストールす 1/3

1.GParted でUSBメモリに2つのパーテーションを作る

3/1  GParted でUSBメモリに2つのパーテーションを作る ◀
3/2  USBメモリへKNOPPIXのファイルをコピー
3/3  USBメモリ上に設定保存用ファイルを作成

USB メモリに KNOPPIX をインストールすると、OSやアプリケーションの起動が高速になり、快適にご利用いただけるようになります。 また、アプリケーションの追加や削除も可能な上、各種設定も保存できるようになるので、大変便利です。

KNONOPPIX メニューの、「Knoppix」→「Install KNOPPIX to flash disk」 を使用すると、いくつかの質問に答えるだけで、USBメモリに KNOPPIX をインストールする事ができます。

ただ、このツールを使ったインストールは、パーテーションを分割したUSBメモリへのインストールには対応していないため、USB メモリ全体が KNOPPIX 専用になってしまいます。

そこでこの記事では、USB メモリを KNOPPIX 専用 パーテーションと 自由に使える空の領域のパーテーションに分割し、インストールする手順を紹介していこうと思います。


今回の例で作成するパーテーション構成は以下のとおりです。

第一パーテーション: FAT32 空のパーテーション(Windows等 から見える)
第二パーテーション: FAT32 KNOPPIX 用 (Windows等 から見えない)

USBメモリをパソコンに挿すと、一見、ただの空のUSBメモリのようになります。

空の領域は普通の USB メモリとして使えます。
第二パーテーションのKNOPPIX 領域は、隠しパーテーションで見えないため、KNOPPIXのファイルをあやまって削除したり変更したりといった危険性が少なくなります。


【必要なもの】

・KNOPPIX日本語版CD/DVD または 同ISOイメージファイル
・8G以上のUSBメモリ(16G以上推奨)

まず、KNOPPIX日本語版 DVD をブートして、空のUSBメモリを挿しておきます。
(既に Linux 環境のある方は、空の USB メモリだけ挿していただければ結構です)

ここでは 16G のUSBメモリを例に説明をします。


KNOPPIX のデスクトップメニューから 設定 → Gparted を起動します。




/dev/sdc の USBメモリデバイスを選ぶと、このようになってると思います。
(/dev/sdc の部分はご自身の環境に置き換えてください)
パーテーションを右クリック → リサイズ/移動(R) をクリックします。



後ろに 5G 程度の空き領域を作り、リサイズ/移動 を押します。
追加でアプリケーションをたくさん入れる予定の方は、後方の空き領域を大き目にした方が良いかもしれません。



後ろにできたグレーの未割り当て領域 を、右クリック → New を押します。



種類: 基本パーテーション
ファイルシステム: FAT32
にして、+追加 ボタンを押してください。





出来た「新規パーテーション」を
右クリック → フォーマット → fat32 と押します。



ここで一度 メニューのチェックボタン
を押して変更を摘要してください。




フォーマットが完了した /dev/sdc2 (KNOPPIX パーテーション)を
右クリック → フラグを編集(A) を開きます。


boot、 hidden、 lba にチェックを入れて「閉じる」を押します。
適用されるまで、少々時間がかかります。



お好みに応じて、ラベルを設定します。(この作業は必須ではありません)
それぞれのパーテーションを 右クリック→ラベルを編集 と押します。


それぞれ 「BACKUPMEDIA」「KNOPPIX」等、お好きな名前を指定します。



メニューのチェックボタン
を押して変更を摘要してください。




最終的にこのような状態になればパーテーションの準備は完了です。
GParted を終了させてください。



2.USBメモリへKNOPPIXのファイルをコピー へ進みます。

2014年8月29日金曜日

KNOPPIX 束の間の日本語化の部屋 開設のご挨拶

【お知らせ】
誠に申し訳ありませんが、本業がいそがしくなってしまったため、今後の当サイトにおける日本語版リリースは、無期限で停止させていただくことにしました。7.4.2DVD日本語版はしばらくこのまま公開しておきます。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。


KNOPPIX は非常に対応ハードウエアが多い ライブLinux のひとつです。

パソコン が立ち上がらない時のデータレスキューや、パーテーション操作などに使え大変便利です。

DVD 版は、USB メモリにインストールすれば快適に使えますし、データレスキューだけではなく、ちょっとした仕事などにも活用できそうです。

ぜひ、ご家庭の常備薬としていかがでしょうか。

KNOPPIXの日本語版を公開している所としては、独立行政法人産業技術総合研究所ライブCDの部屋 が有名ですが、ここの所、最新版の日本語化は滞りがちとなっているようです。

そこで、当サイトでは、とりあえず最低限の日本語化をした最新版の KNOPPIX を公開していこうと思います。

あくまでも、独立行政法人産業技術総合研究所 や ライブCDの部屋 で、ちゃんとしたバージョンが公開されるまでの、間に合わせとお考えください。

以上、簡単ではありますが、ご挨拶に替えさせていただきます。